ここでは、保有している単元未満であった場合の売却方法について解説していきます。
もしも、現在保有中のかぶが、単元未満である場合にどう売却すればよいのか悩まれている人もいれでしょう。
そんな単元未満の保有株についての売却方法について詳しく紹介していきますので、ぜひご覧になって頂き参考にして頂きたいです。
単元未満の状態で売却するには
現在の株式取引では、売り買い単元が百株または千株とされており、それに達していな保有株のことを単元未満の株と呼びます。
ただし、このような単元未満の株についても、売却する手法として主に2つ種類が存在します。
その種類とは、以下の2つになります。
- 発行会社への買取り・買増しを実施
- 証券会社への売り注文を出す
では、2つずつ詳しく紹介していきます。
発行会社への買取り・買増しを実施
株の発行会社に株の買取りとは、その会社に対して買取の請求を出して、買取って貰うものになります。
株の取引を行う上では基本的な手法であり、請求書を郵送することで口座に売却代金が入金される流れの他に、証券会社などを利用して行うことも可能です。
一方では、株の発行会社に対して買増しを行い、低い単元にまで落ちた時点で売りによる取引を実施する手法もあります。
ただし、この手法を実施する場合には、取引が行える制度が設けられている場合に限定されるので予め確認しておくことが良いでしょう。
証券会社への売り注文を出す
証券会社に対して売りの注文を出すことが可能なケースもあります。
ただし、この手法をは証券会社が取り扱っているケースのみに限定されてしまい、普段行う様な指値注文とは異なってきます。
この様な取引を考えている場合には、詳細について再度確認しておくこと良いでしょう。
単元未満株の売却について注意点
単元未満株の売却を行う際には、注意すべき点もあります。
その注意すべき点は、以下の通りです。
- 手数料の発生
- 買取り価格の指定が不可
- 買増し価格の指定が不可
- 売却の価格指定が不可
これらの、内容について確認した上で行うことをおすすめします。
自社株制度での売却
自社株制度とは、数ある企業の中でも主に上場に登録されている会社の財産形成による制度として拡がっています。
基本的には、購入をする時に会社側からの補助が出されるため、利回りが上がることが期待出来る嬉しい点です。
もしも、自身が勤務している会社が上場企業であった場合には、利用されてみるのも良いかと考えられます。
但し、その会社の株が上昇して売りの決算を行いたい場合には、取引上のルールーに則って申請手続きをする必要があります。
これは、自身が勤める会社の株による取引であることから、”インサイダー”ではないかと見なされないようにするためです。
そのため、自社の株での取引を行う場合には、事前にその会社の制度内容やルールについてしっかりつ抑えておくことが重要です。
POINT【自社株制度】
自身が勤務している会社が上場企業であった場合には、取引上のルールーに則って正い取引を行ってみましょう!
まとめ
ここでは、保有している単元未満であった場合の売却方法について解説してきました。
現在保有中のかぶが、単元未満である場合にどう売却すればよいのか悩まれている人は、再度本記事をご確認して頂き、今後の取引の参考にして頂きたいです。
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