株投資で使う「クロス取引」とは?取引時の注意点を含め解説!

Stock Investment

ここでは、株取引で使われる「クロス取引」について紹介していきます。

クロス取引は、株式投資による取引としてもよく利用される手法の1つです。

クロス取引について分からない方や、これから株の取引を始めてみようかなと考えている方は是非ご覧になって頂き参考にして頂き参考にしてみて下さい。

クロス取引について

クロス取引とは、売り注文と買い注文を同時に行い相場の動きによるリスクを抑えながら利益を狙っていく手法になります。

クロス取引による利点は、優待の銘柄株に対して低いリスクで持ち続けることが出来ると言う点です。

ですので、仮に保有中の株価が変動した場合でも大きく心配する事無く、安心した気持ちで持ち続けることが出来ます。

ただし、この取引を行う場合には、買い注文の他に売り注文から取引を開始する別名”空売り”と呼ばれる手法が必要となりますので、事前にしっかりと抑えておくことをおすすめします。

クロス取引の手法ポイント

クロス取引を行う上での手法ポイントは、株の売り買い注文を市場が閉まっている時間帯を見計らって行うと言うことです。

なぜならば、市場が開いている時間帯では株価が常に変動し続けている状態のため、注文を入れるタイミングが困難になってしまうからです。

そのため、株価の変動が治まっている状態である市場の閉まった時間帯を狙って取引を実施する方が良いでしょう。

具体的に平日の場合では、以下の時間帯がポイントになります。

POINT

  • 市場が閉まる:15:時以降~翌日9時
  • 休憩時間:11時00分~12時30分

これらの時間帯に合わせた取引によって、約定時に同じ株価になってしまわないように上手に行っていくことをおすすめします。

クロス取引の注意点

クロス取引を行う際にのは、注意すべき点もあります。

それは、以下の2点です。

  • 逆日歩は損失のリスクも有り
  • 銘柄は貸借銘柄

では、1つずつ紹介していきます。

逆日歩は損失のリスクも有り

逆日歩は、株の売り取引が増加したしたこで株が不足したしまった際に、それを補うために生じる手数料のことを指します。

基本的に売り建て者が、買い建て者に対して支払らう金額になります。

仮に、逆日歩が生じた際には、現時点で保持中である優待の価値よりも逆日歩の方が高くなってしまい、損失が発生するケースがあります。

特に、制度信用取引を行う場合には、この逆日歩が生じることが十分に想定されるので、常に注意しながら行っていくことが大切です。

銘柄は貸借銘柄

売り建てが出来る銘柄については半分近くが指定されており、”貸借銘柄”と言います。

クロス取引では、売り建てができなければいけないため、制度信用では、銘柄が貸借銘柄であることの確認が必須です。

クロス取引では配当金が得られない!

クロス取引では、配当金を得られることができません。

なぜならば、クロス取引での取引は、最終日まで株を保有し続けなければならないからです。

もしも、優待の権利と合わせて配当金も得られるのではと思われている場合には、配当金については貰えないことをはじめに確認の上で行うことをおすすめします。

POINT【クロス取引】

クロス取引では配当金が受け取れないため予め注意しましょう!

まとめ

今回は、クロス取引について紹介してきました。

クロス取引は、株式投資による取引としてもよく利用される手法の1つでもあります。

取引方法が分からない方や、これから株の取引を始めてみようかなと考えている方は再度ご確認頂き今後の取引参考にして頂き参考にしてみて下さい。

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